a precious thing
「おい!流河 」
「何でしょう」
「僕の下着知らないか?」
「新しいのなら用意させます」
「そんなこと当たり前だろう そうじゃなくて見当たらないんだ」
「私が処分しました」
「・・・本当か?」
「はい 夜神君にはもう必要ないでしょう 」
「そうだけど・・・汚れたままだったし 」
「安心してください 大丈夫です」
「そうか 」
「夜神様を送って参りました」
「ああ」
「? 何を持っておられるのですか?」
「ライトの下着だよ」
「それで真空パックを欲しいと仰っていたのですね」
「保存にいいからな 大切にするんだ」
「それは宜しゅう御座います」
この日から、Lの宝物にはライトの使用済み(液付き)下着が加わった・・・。
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04.05.25